武器取り(ぶきとり)は、相手が剣・杖・短剣などの武器を持って攻撃してくる場面を想定した合氣道の稽古です。
実際の攻防の緊張感の中で行われるため、心・体・技のバランスが問われる高度な稽古となります。
奥沢合氣塾では、初心者の段階から武器取りの基本を学び、段階的に応用へと進みます。
• 太刀取り(たちどり)
相手の剣に対する体術の応用。タイミングと間合いを見極め、無理なく制する方法を学びます。
• 短剣取り(たんけんどり)
接近戦を想定した実践的な稽古。最小限の動きで相手の攻撃を封じます。
• 杖取り(じょうどり)・杖投げ(じょうなげ)
長物に対する取り技と、制した武器を使って投げにつなげる動作を習得します。
武器取りの稽古を通して、体術(たいじゅつ)の正確さと応用力が大きく向上します。相手の中心を捉える感覚、崩しのタイミング、呼吸力など、あらゆる合氣道の原理が実践的に学べます。
また、剣や杖などの**武器技(ぶきわざ)**とのつながりを意識しながら稽古することで、合氣道全体の理解がより深くなります。
当道場では、初心者でも一歩ずつ丁寧に学べる環境を整えています。武器の扱いが初めてでも、基本からしっかり指導いたします。